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早漏改善!原因となるマスターベーションと解決策

こちらの記事は、早漏に悩む20代〜40代男性向けに、マスターベーション(自慰行為)による早漏改善方法を解説したものです。マスターベーション(自慰行為)が早漏の原因となるメカニズムについてや、マスターベーション(自慰行為)による早漏を防止する具体的なやり方を解説しします。また、その他の早漏改善に役立つ情報をまとめていますので早漏に悩む男性の方々にお役に立てば幸いです。

この記事は性・SEX講座『より立派な男根にするためのマスターベーションのやり方』より一部抜粋したものです。

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マスターベーションが原因で早漏になる?そのメカニズムとは

早漏の原因は様々な要因が考えられますが、中でもマスターベーションが原因である場合も多くあります。その場合、マスターベーションのやり方が間違っていることがほとんどですが、間違いを探す前に射精のメカニズムと「早漏とはなんぞや?」について見ていきましょう。なんだか学校の性教育みたいですね。その上でマスターベーションが早漏の原因となる理由について詳しく解説しようと思います。

射精のメカニズムと早漏の定義

まずは射精のメカニズムについて見ていきましょう。
ED(勃起機能障害)など性機能障害(SD)研究のスペシャリストである「白井將文 医師」はこう説明しています。

精液が射出されることをいう。男性性器に加えられた刺激により射精中枢はしだいに興奮し、その刺激は反射的に精管に伝えられ、精巣上体(副睾丸(ふくこうがん))尾部に停滞している精子は精管の蠕動(ぜんどう)運動により精管膨大部へと運ばれる。中枢興奮が最高に達すると(オルガスムス)、前立腺(せん)液、精管膨大部内の液、精嚢(せいのう)液などが前立腺部尿道に排出される。精液が前立腺部尿道に送り出されると内尿道口は通常閉じ、精液の膀胱(ぼうこう)内への逆流を防ぐと同時に球部尿道は普通の2~3倍に膨張する。ついで外尿道括約筋が弛緩(しかん)して精液は膨張した球部尿道と海綿体部尿道に入る。この精液は、球海綿体筋や坐骨(ざこつ)海綿体筋などの会陰(えいん)筋および尿道括約筋などの律動的収縮により外尿道口より射出される。これら一連の射精の過程は下腹神経、骨盤神経、陰部神経によりコントロールされている。内尿道口の閉鎖機能が障害されると、精液は膀胱内へ逆流(逆行性射精)して無精液症となり、不妊の原因になる。

引用:コトバンク 日本大百科全書

こう見るとかなり専門的な内容ですが、簡単にまとめると、男性器が性的刺激を受けて、精液が色んな管を通って外部に放出されることを射精といいます。ここら辺は学校の性教育で習いましたよね。といってもかなり複雑です。

男性が性的興奮を感じると男性性器は勃起します。これは血液が陰茎の海綿体に流れ込むことで起こるので、勃起状態になると血液がめちゃくちゃ集まってる証拠。無意識で起こってるので人間の身体はすごいですよね。

早漏とは、男性がセックス中に短時間で射精してしまう状態を指しますが、実は定義がハッキリしていません。

ハッキリしていないのですが、2008年5月に第103回米国泌尿器科学会(AUA)の年次総会で発表された内容が、今のところ一般的な認識となっているようです。

  1. 性行為時の射精の際は、毎回または、ほぼ毎回男性器挿入後1分以内に射精してしまう
  2. もしくは挿入前に射精してしまう
  3. 射精をコントロールできない
  4. 射精が早いことによる、悩みや精神的な苦痛を感じている。または、性行為に対して負担を感じたり避けている

 

上記の認識とご自身と照らし合わせてみて、いかがでしょうか?いざというときに持続力がなくすぐ果ててしまったら、「役立たず」というレッテルを貼られてしまいます。

女性には理想的な挿入時間がありますので、女性と究極のコミュニケーションであるセックスでお互い満足するには、早漏あるいは遅漏の問題は大きな悩みの種です。

ほとんどの男性がマスターベーションをすると思いますが、する時の環境ややり方そのものによって、余計に早漏になってしまう恐れがありますので、原因と対策についてお話します。

マスターベーションが早漏の原因となる理由

早漏は、射精をコントロールできない状態のことであり、先に挙げた一般的な認識のように、挿入後1分以内に射精してしまったり、または挿入前に射精してしまうことを指します。

マスターベーションが早漏の原因となる理由はどのようなものがあるのでしょうか?少しまとめてみました。

まず、マスターベーションは一人で性的な快感を得るための一つの手段ということ。これはつまり相手がいるセックスとは異なり、性的興奮をコントロールするのが難しくなるということです。そのため、マスターベーションを常に一定の方法で行いすぎたりすると、射精をコントロールできなくなり、早漏になる可能性が高くなるとされています。

さらに、マスターベーションはセックスよりも手軽で、短時間で性的な快感を得ることができるため、習慣化してしまいやすいという特徴があります。そのため、マスターベーションの刺激に慣れてしまい、相手がいるセックスのときに射精をコントロールすることが難しくなりやすいのです。

そのため、早漏防止におけるマスターベーションは、適度な頻度と適切な方法で行うことが大切であり、過剰かつ一定方法のマスターベーションは早漏の原因になる可能性があることを覚えておく必要があります。

適切な頻度や方法については、後述する早漏を防止するマスターベーションのやり方で詳しく解説します。
マスターベーションが原因で早漏になる?そのメカニズムとは

早漏を防止するマスターベーションのやり方

早漏は男性にとって深刻な問題の一つであり、その解決法としてマスターベーションによるトレーニングと、相手がいる場合はパートナーと一緒にトレーニングを行うと良いでしょう。

男性にとって経験がある方も多いと思いと思うんですが、冷水と温水を交互に当てたり、シャワーを当てたり、射精しそうになったら止めるなど、男性は女性を喜ばせようとする中、色んな試行錯誤がそこにはあります。

しかし、ただ単にマスターベーションを行うだけでは効果が得られませんので、ここでは、テクニックやトレーニング法など、早漏を防止するためのマスターベーションのやり方について解説します。

マスターベーションの頻度やタイミングの見直し方

マスターベーションの頻度って気にしたことありますか?

  • 毎日する
  • 2日1回
  • 3に1回
  • 1週間に1回
  • 2週間に1回

色んな方がいらっしゃると思いますが、健康の観点で言えば、マスターベーションの頻度は健康に全く関係ありません。

また、タイミングも重要な要素です。マスターベーションをする前に、リラックスすることが重要ですね。ストレスや疲れがある場合や、「なんかムラムラしてきた」というときは、ちゃちゃっと済ませがちです。

このちゃちゃっと済ませることを長く続けてしまうと、身体と脳がそれに慣れてしまい、いざセックスとなると役に立たなくなってしまいますので、思い当たる節がある方はこの記事を思い出してみてください。

マスターベーション時のテクニックやトレーニング法

早漏を防止するためには、マスターベーション時にいくつかのテクニックやトレーニングをおすすめします。ただし根気よく続けていく必要があるのと個人差があるので、そこは注意しておきましょう。

以下に、早漏を防止するためのマスターベーション時のテクニックやトレーニング法を紹介します。

筋トレを行う(ケーゲル体操)

ゲーゲル体操とは骨盤底筋体操のこと。骨盤底筋とは骨盤の底にある筋肉の総称をいいます。骨盤底筋は膀胱・子宮・直腸などの骨盤の中の筋肉を支えたり、尿道を締めて尿漏れを防ぐ、産後ダメージからの回復、さらに膣脱を防ぎ男性との性生活向上など、ゲーゲル体操は女性の方が一般的な体操です。

ですが、ゲーゲル体操は実は男性にもおすすめな体操で、勃起不全や射精コントロール、早漏改善に繋がります。

いざセックス!というときに「この役立たず」とレッテルを貼られないためにも、日頃から簡単に行えるゲーゲル体操は早漏に悩む男性にとって、ぜひ取り入れてもらいたい運動です。

やり方はとても簡単。

  1. 仰向けに寝て膝を立てる
  2. その状態からお尻の穴と内ももに力を入れてお尻を持ち上げ、膝から胸まで一直線になるところで10秒キープ
  3. この時、息を吸いながらお尻を持ち上げ、息は吐きながら戻す
  4. これを10回ほど繰り返す

立ったままでも、オナラを我慢する要領でお尻の穴に力を入れて緩める、という方法で簡単に鍛えることができます。ぜひトライしてみてください。
ゲーゲル体操

セマンズ法

こちらはパートナーと一緒に行う早漏改善トレーニングです。パートナーに男性器を刺激してもらい、射精しそうになったら止める。射精感が収まったらまた刺激してもらうというのを3回繰り返し、4回目に射精させてもらうというトレーニングです。

このトレーニングは慣れてきたら次の段階へと進んでいくトレーニングで、段階は以下の流れです。

  1. 1段階目
    最初は手を使って刺激する
  2. 2段階目
    ローション等を使って刺激する
  3. 3段階目
    女性上位で挿入し、上下に動いてもらう
  4. 4段階目
    側臥位で挿入し腰を動かす
  5. 5段階目
    最後に正常位

いずれも3回繰り返し、4回目に射精という流れで慣れてきたら次の段階へ進んでいくイメージです。

パートナーがいる場合は、しっかりとコミュニケーションを取って愛あるセックスを楽しみましょう。

スクイーズ法

こちらはセマンズ法と似ていて発展系とも言えます。射精を我慢することや段階は同じですが、大きなポイントは射精しそうになったら手で男性器の亀頭部分と裏スジを包んで強く圧迫する方法です。

スクイーズ法によって85%以上の男性が3カ月以内に早漏が改善されたという研究結果も出てるようですね。

スクイーズ法によって85%以上の男性が3カ月以内に早漏が改善したという研究結果もあり、自分で射精を抑える感覚を身につけていくことができる訓練方法となります。引用:https://www.eastcl.com/ed/premature-ejaculation-masturbating/#anchor_5

早漏を防止するマスターベーションのやり方

やってたら超危険!間違ったマスターベーション

男性でマスターベーションは早い人は小学生くらいから始めて、中学生〜高校生くらいになるとほとんどの男性がマスターベーションを経験します。

セックス時の障害として早漏や遅漏、勃起不全などは今まで積み重なってきたマスターベーションが原因として起こっているものが多くあります。

40代以降になるとセックスの悩みは結構深刻で、大体が間違ったマスターベーションを行ってきています。

ですので、ここでは間違ったマスターベーションについて簡単に見ていきましょう。結構たくさんあるので、当てはまってたら要注意です。

早漏になってしまうマスターベーション3選

マスターベーションの特徴は習慣になることなので、以下のマスターベーションはますます早漏になってしまうので注意しましょう。

皮被りマスターベーション

日本人男性の中で約60%〜70%が仮性包茎と言われていますが、皮を使って動かすマスターベーションは、亀頭への刺激に慣れておらず挿入時の刺激で簡単に射精してしまいます。
刺激に慣れさすためにも、ローションを使って亀頭を刺激したり徐々に慣れさせていきましょう。

スピードスターマスターベーション

ドライブスルーばりの手軽さでサクッと射精するマスターベーションです。マスターベーションにおいて全てのポイントを知っているゴットハンドですから、サクッと終わらす経験がお有りの方も多いのではないでしょうか?
ですがこの速射は脳がそれを覚えてしまい、セックスの時も同様に早く射精してしまいます。

ショート動画マスターベーション

これは意外と盲点なので気をつけましょう。オカズについても注意が必要で詳しくは後述しますが、短い時間の動画をオカズにしていると、短い時間で射精しないといけないと脳が記憶してしまいますので、セックスの時もそれが発動して早漏の原因となります。

危険すぎるマスターベーション5選

早漏も含めて、勃起不全や射精障害などの原因となってしまうマスターベーションをご紹介します。
「この役立たず」とレッテルを貼られてしまう前に、ぜひ以下に当てはまっていないか確認してみてください。

AVをオカズにする

おそらくほとんどの男性がAVを観ながら及んでいると思いますが、実はAVは刺激が強すぎるので観過ぎには注意が必要です。
AVを観ているときと実際のセックスのときは、出ているホルモンが違うという研究結果が出ていますのでご紹介すると、分かりやすく違いを言えば、AVは薬物を使った状態、実際のセックスはマッサージを受けている状態だそうです。
それくらいAVは刺激が強いので、実際のセックスは刺激が足りず、勃起しなかったら射精できなかったりします。

床オナ(トコニー)

床や布団など、うつ伏せになって性器を刺激するやり方です。
この方法は強い圧迫がかかるため、普通のセックスでは勃たなくなります。このときと同じ圧力を加えようとしても、実際のセックスで再現するのはほぼ無理です。
これに慣れると同等の圧力じゃなきゃ射精できないようになるので、注意しましょう。

足ピン

仰向けになって足をピンと伸ばしながら行うマスターベーションです。
足をピンとすると筋肉に力が入り射精しやすい状態になりますが、膝を曲げてのセックスでは射精しずらくなってしまうので注意が必要です。
本番のセックスで足をピンとした状態でのピストン運動は中々ないと思うので、もし当てはまっていたら今すぐやめましょう。

高速シゴキ

これは前述した早漏になってしまうマスターベーションでもご紹介したサクッと射精するやり方と似ています。
時間がなかったり家族がいたり「サクッと終わらせなきゃ」という思いで高速でシゴくと本番セックスで早漏や想定していない射精を誘発する可能性があります。

強力グリップ

男性器はとても繊細です。強くギュッと握りすぎると役立たずになってしまいますので、強すぎず優しすぎずの力で握ってあげましょう。

以上、危険なマスターベーションについてご紹介しましたが、いかがですか?当てはまってましたか?

年齢が若いときは気にすることもなく大丈夫でも、歳を取るにつれて悩みが表面化してきます。マスターベーションは習慣になっている男性も多いと思うので、大切なパートナーのためにも思い出して見直してみるといいと思います。
危険なマスターベーション

早漏を改善するために知っておくべきこと

男性器は勃起と射精のメカニズムがそれぞれ違います。上腕二頭筋は負荷を与えれば強く逞しくなりますが、男性器はそうではありません。物理的に何か負荷を与えたとしても逆効果になってしまいます。

プラスして精神的ストレスや不安、過度の興奮など、心理的精神的な要因が早漏を引き起こすこともありますので、心の側面にも耳を傾けてみてください。

早漏は治療法がいくつかあります。薬物療法、心理療法、セラピーなど、必要であれば個々の状況に応じた治療法を選択することも視野に入れ、医師や専門家のアドバイスを仰ぐことも大切です。上記でご紹介した方法は服薬する必要がないので、副作用等の心配はいりません。

まとめ

早漏は、男性側だけでなくパートナーにも大きな影響を与えるので、しっかりとコミュニケーションを取ることが必要不可欠です。

そして早漏に対するパートナーの理解や協力は、改善のための重要なファクターとなりますので、お互い充実した性生活を送るためにも、協力してもらう一方ではなく、愛情表現や前戯・後戯で女性を満足させてあげる気持ちを忘れてはいけませんね。

本記事でご紹介した改善方法はどれも即効性はなく継続的な取り組みが必要ですが、試す価値はアリですので、ぜひお試しください。

性・SEX講座では男性が知っておくべきもっと生々しい知識をお伝えしています。

それでは。

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